仕事に行きたくないときの拒否反応や出てしまう原因・対処法を徹底解説！放置したままはやばい？

好きな仕事に就けている人の方が割合的に少ない傾向にあると想定されます。そのため、行きたくない気持ちと葛藤しつつ、毎朝出勤している人は多いのではないでしょうか。

そして、その気持ちが増していくと拒否反応が出てしまうのです。では、一体どのような症状が見られるのか、自分が該当した場合に対応できるよう知っておく必要があります。

そこで今回は、仕事に行きたくないときの拒否反応にはどういったものがあるか、さらに反応が出てしまう原因・対処法を徹底解説します。

また、放置したままはやばいかについても触れていくため、ぜひ参考にしてみてください。

仕事に行きたくないときの拒否反応とは？

仕事に行きたくないという気持ちが大きくなったとき、主に下記の拒否反応が出る可能性があります。

頭痛や動悸

代表的な拒否反応として、頭痛や動悸が挙げられます。これらはストレスで自律神経のバランスが乱れたことにより起こり得る症状です。

仕事をするうえで業務内容や人間関係など、様々な要因によりストレスを抱えることになります。そのストレスが筋肉に緊張を与え、そこから起こる緊張型頭痛や自律神経の不調により脳の血管拡張が起こり偏頭痛に繋がるのです。

また、朝起きる際に副交感神経から交感神経への切り替えがうまくいかない場合、寝起きに動悸が起こりやすくなります。

出典：あらたまこころのクリニック-仕事に行きたくないのは甘えではない！拒否反応は限界のサイン。見逃してはいけない症状と関連する病気とは

吐き気・めまい

吐き気・めまいもストレスが関係している可能性が高い拒否反応です。自律神経が乱れ消化器系の機能や内耳機能が正常に働かなくなることで、これらの症状を引き起こします。

吐き気やめまいが起こるとベッドから起き上がることすら辛いと想定されるため、出勤は困難な状態と言えるでしょう。

出典：あらたまこころのクリニック-仕事に行きたくないのは甘えではない！拒否反応は限界のサイン。見逃してはいけない症状と関連する病気とは

朝起きれない

仕事に関することで精神的ストレスが蓄積されると、適応障害やうつ病などの精神疾患が疑われます。

どちらも意欲の低下やストレスに対する拒否反応が見られ、その結果として朝が起きれなくなり得るのです。

要は、仕事に行くことが相当なストレスとなり、体が拒否をするため起きられません。仕事によるストレスだけでなく、通学でも見られる傾向があります。

出典：一般社団法人起立性調節障害改善協会-出典：朝起きれない時の対策｜原因や背後に潜んでいる病気とは【長引くと危険】

夜眠れない

強いストレスを抱えると自律神経の一つである交感神経が優位になり、副交感神経とのバランスが乱れると不調の原因に繋がります。

ストレスで交感神経が優位に働くと緊張や不安などが強くなるため、脳が覚醒し寝つきが悪くなるのです。その寝つきの悪さがさらなるストレスに繋がり、また眠れないという悪循環に陥りかねません。

出典：富士薬品-【医師監修】寝つきが悪い原因は？ 改善方法を紹介

涙が出る

仕事によるストレスを抱えると、強い抑うつを感じている状態となります。悲しみや不安などを長期に渡り感じることで、涙が出て止まらなくなるのです。

また、適応障害もうつ病と似た症状が見られることから、訳もなく涙が出て止まらなくなるケースが考えられます。

出典：医療法人社団福美会ヒロクリニック心療内科-五月病とは？適応障害の症状と治療法について【医師監修】

仕事に行きたくない拒否反応が出る原因

仕事に行くたくないという気持ちを抱えて過ごしている人は少なくないでしょう。つまり、拒否反応が出る可能性は多くの人に該当するのです。

では、どういったときに拒否反応が出てしまうのか、主な原因に下記が挙げられます。

仕事内容が自分に合っていない

仕事の内容が自分に合っていない場合、毎日の出勤が億劫になりかねません。苦手な分野に挑戦をすることは、知らず知らずのうちに結構なストレスを抱えてしまいます。それが毎日で、かつ仕事となれば相当な重圧となるでしょう。

その蓄積から仕事に行きたくないという気持ちが高まり、いずれは拒否反応へと繋がってしまうのです。

職場の人間関係が悪い

企業をはじめ組織に属して働くうえで、人間関係の構築は極めて重要です。いくら仕事内容が自分に合っていても、人間関係が良くなければ精神的な負担となりかねません。

それが原因で相当なストレスを抱え、仕事に行きたくないときに見られる拒否反応を起こしてしまう可能性はゼロではないのです。

同僚や先輩、さらには直属の上司など日々の業務で関わる人との相性は職場選びにおいて欠かせません。

疲労が蓄積している

疲労が蓄積されると、いずれは仕事に行くたくないという気持ちが強くなり拒否反応を起こしかねないでしょう。

一人に対する業務があまりに多い職場に勤務している場合は、定時に帰宅できず残業が心配されます。

業務が終わっているにもかかわらず、帰ってはいけない雰囲気が常態化している職場も要注意です。

また、休みの日にも仕事をしなければならない環境に身を置いていても、疲労が蓄積され拒否反応を起こす可能性が懸念されます。

怒られることが怖い

先輩や上司などに怒られることが日常的になっている場合、その恐怖心から出勤が億劫になりかねません。怒られることが怖く、仕事において本来の力を発揮できないケースは珍しくないでしょう。

名前を呼ばれただけで怒られるのではないかという精神状態に陥ってしまうと、仕事に行くことが嫌で体が拒否反応を起こす可能性が考えられます。

仕事に行きたくないときの拒否反応を放置するとどうなる？

業務内容や人間関係など、仕事に関する問題でストレスを抱え拒否反応を起こした場合、放置しておくと心の病気を引き起こしかねません。

心の病気にまで発展すると、仕事だけでなく日々の生活に多大な影響を及ぼしかねないのです。

心の病気とは「適応障害」や「うつ」のことです。放置するリスクを把握するためにも、下記にまとめた特徴について把握しておきましょう。

病名	主な症状
適応障害	・気分が落ち込む ・体の不調により日常生活で支障をきたす
うつ	・理由もなく涙が出てくる ・起き上がれず寝てばかりいる

適応障害の方がうつよりも症状は軽快しやすいといわれています。しかし、いずれの心の病気も放置し続けることは良くありません。そのため、なるべく早い段階で対処法を講じる必要があります。

出典：医療法人社団福美会ヒロクリニック心療内科-五月病とは？適応障害の症状と治療法について【医師監修】

仕事に行きたくない拒否反応が出たときの対処法

仕事に行きたくない気持ちが膨らみ拒否反応が出たときは、下記の対処法を実行してみてください。

休暇を取る

ストレスを軽減するためには、その原因となっているものを遠ざける必要があると考えられます。つまり、仕事から一旦離れて休暇を取ってみてください。

仕事について考えない時間を設けることで気持ちが落ち着き、心を圧迫する日々から解放されるかもしれません。頑張り過ぎず、オンとオフを切り替えるイメージを持つことが大事です。

休暇を取ることは社員の権利でもあるため、有給を取得し一定期間は仕事から離れる選択肢を持っておいてください。

リフレッシュをする

気持ちを切り替えるためには、リフレッシュが欠かせません。主なリフレッシュ方法として、例えば運動や趣味、旅行に出かけるなどがおすすめです。

要は、仕事のことを忘れてプライベートを充実させるイメージを持ってみてください。日々が充実してくると仕事を頑張ろうというモチベーションになれるかもしれません。

「プライベートを楽しむために、仕事をしてお金を稼ぐ」というマインドに持っていけると、拒否反応を起こすような事態を防止できる可能性に期待できます。

病院を受診する

適応障害やうつなどの「心の病気」が決して珍しくない時代です。自分はそうではないと決めつけず、日々の仕事でストレスを感じている場合は病院を受診することも対処法の一つといえます。

病院を受診すると、心の病気から脱却する抜け出し方をアドバイスしてくれることもあるでしょう。なお、一度心療内科を受診し、仕事で抱えている悩みなどを相談してみてください。

退職・転職をする

現状に耐えられない場合は、退職や転職をすることも一つです。無理に今の職場に居続ける必要がない場合は、その環境から逃げることで拒否反応を起こす体のケアに繋がる可能性があります。

退職を申し出ても上司が認めてくれない場合は、退職代行サービスに手続きを依頼してみてください。きちんと法に則った対応のもと、退職に関する手続きを代わりに進めてくれます。

また、退職後はそのまま過ごしていても金銭面で苦労をするため、結局は働かなければいけません。仕事探しの際は、転職エージェントに登録しキャリアアドバイザーのサポートを受けてみましょう。

希望条件を踏まえ、理想に近い仕事を紹介してくれます。そのうえで、応募書類の添削や面接対策などを実施してくれるため、内定獲得率アップが期待できるのです。

仕事に行きたくない拒否反応が出たら転職を検討！おすすめ転職エージェント3選

仕事に行きたくないという拒否反応が出た際は、思い切って転職を検討してみることも一つです。その際は、内定率アップが期待できる転職エージェントを活用してみましょう。

手厚いサポートを受けられる下記おすすめ転職エージェント3選についてサービスの特徴を紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

業界専任制のアドバイザーが親身に転職をサポートする「マイナビエージェント」

マイナビエージェントは株式会社マイナビが運営する、業界最大級を誇る大手転職エージェントです。

そのサービスの質は多くの人に評価され、2023年オリコン顧客満足度調査では転職エージェント部門にて総合No1に輝いています。

転職活動をサポートしてくれるキャリアアドバイザーは、業界専任制で在籍する点が特徴です。各業界の転職事情を熟知するため、数多くの求人から求職者が求める理想に近いものを紹介してくれます。

また、キャリアアドバイザーとは別に企業の人事担当者とやり取りをする企業担当アドバイザーも在籍しています。

職場の雰囲気など求人票に載らない情報を提供してくれるため、自分にとって働きやすい環境となる先を選択できるのです。

さらに、未経験・年収・残業なし・テレワーク可能など詳細条件で絞り込みをかけられるため、この点からも理想に近い仕事を見つけやすくなっています。

求人数※2023年7月4日時点	63,508件（非公開求人17,633件）
主なサポート内容	求人紹介、応募書類添削、模擬面接
主なサービス	年収交渉、入社日調整、内定後のバックアップ、転職相談会、転職成功ノウハウの提供
対応エリア	全国
運営会社	株式会社マイナビ

出典：マイナビエージェント公式サイト

実績豊富なアドバイザーが独自に収集した企業情報を提供する「リクルートエージェント」

リクルートエージェントには各業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、求職者一人ひとりに寄り添い適切な求人を紹介します。

希望・スキルに沿ったものを厳選のうえ紹介してくれるため、自分に合う仕事に出会いやすいです。

また、転出書類の添削や面接対策などを実施し内定率アップをサポートしてくれます。独自に分析した企業情報を提供する点も特徴です。

一般に出回っていない情報をもとに転職活動に打ち込めるため、大手ならではの充実したサポートを受けられます。

オンラインで参加できるイベントやセミナーを随時開催しており、転職に必要な知識を収集可能です。採用担当者と直接コミュニケーションを取れる可能性があるため、ぜひ参加してみましょう。

求人数※2023年7月4日時点	409,042件（非公開求人299,776件）
主なサポート内容	求人紹介、提出書類添削、面接対策
主なサービス	転職イベント、セミナーの開催
対応エリア	全国
運営会社	株式会社リクルート

出典：リクルートエージェント公式サイト

ぴったりな仕事に出会えるようマンツーマンでサポートしてくれる「ハタラクティブ」

ハタラクティブはレバレジーズ株式会社が運営する、20代の未経験者向け就職・転職支援サービスです。企業と求職者の間に立ち、一人ひとりに合った仕事探しをサポートしてくれます。

マンツーマンによる手厚いサポートにより就職成功率は80.4％という高い数値です。保有する求人の8割以上が未経験OKとなるため、新たな職種にチャレンジしたい人向けといえます。

また、最短2週間で内定を獲得できる実績があることから、なるべく早く仕事を見つけたい人にもおすすめです。LINEで気軽に相談ができる点も、利用者にとって魅力といえるでしょう。

求人数※2023年7月4日時点	2,996件
主なサポート内容	求人紹介、履歴書添削、面接対策
主なサービス	カウンセリング、求人票に載らない情報の提供、初出勤準備や入社後のフォロー
対応エリア	全国
運営会社	レバレジーズ株式会社

出典：ハタラクティブ公式サイト

仕事行きたくないときの拒否反応に関するよくある質問

まとめ

この記事では、仕事に行きたくないときの拒否反応にはどういったものがあるのかを解説し、さらに反応が出てしまう原因や対処法、放置したままはやばいかなどにも触れていきました。

主な拒否反応には頭痛・動悸や吐き気・めないなどがあります。またどういった反応が出る原因の多くは業務内容が自分に合っていない、人間関係に悩んでいるなどによるストレスです。

そのまま放置していると心の病気に繋がりかねないため、休暇を取る、趣味に没頭したり旅行に出かけたりなど、仕事から一旦離れリフレッシュすることがおすすめです。

それでも耐えられない場合は、退職・転職を検討してみることも有効な対処法に挙げられます。