何が悪いと思いつつも定時で帰れない・帰る人の特徴や理由とは？帰るために必要なことも解説！

働いているなかで業務が時間内に終わらず、残業をする機会は少なくないでしょう。終わらなければ仕方ないものの、出来ることなら定時で帰りたいところです。

そして、会社によっては定時で帰れないケースがあると耳にすることがあります。仮に業務が終わっているとなれば、残っている理由が不思議であり、かつ不満に繋がる要素と言えるでしょう。

そこで今回は、何が悪いと思いつつも定時で帰れない、一方で帰る人の特徴や理由などを解説します。また、定時で帰るために必要なことも紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

何が悪いと思いながら定時で帰る人の特徴

定時で帰ることに対し「何が悪い」と思いながらも、仕事を終えて帰る人の特徴として下記が挙げられます。

自分の仕事が終われば帰宅と割り切っている人

皆が残っているなかでも何が悪いと定時で帰ることができる人は、自分の業務が終われば残る必要はないと割り切った考え方を持っている傾向にあります。

仮に誰かに「〇〇もやっておいてほしい」と依頼をされても、自分の業務外であればきちんと断れる人は、定時で帰ることが可能となりやすいでしょう。

もちろん、すべての依頼を断ることは難しいかもしれませんが、それらを請け負い過ぎる必要もないと言えます。

無駄な話をしない人

定時で帰ることができる人は、社内で無駄な話をしません。オンとオフをうまく使いこなしているため、業務効率化が図れているのです。

もちろん、ともに働く仲間とのコミュニケーションは大事ですが、極端かもしれませんが業務に関すること以外は話す必要がないとも言えます。

ミスが少ない人

仕事中にミスが少ない人は、大抵の場合は定時で帰ることができます。何かとミスが多いと修正が必要となるため、当然定時で終われず残業となることでしょう。

普段から集中力を維持しつつ業務に励んでいる人は、求められている内容をクリアしたうえでミスもないため、通常の業務時間内にすべてを完了させ帰宅できるのです。

時間の管理がうまい人

時間の管理がうまい人は、きちんと定時で帰ることができる主な特徴です。

一方で、定時で帰ることができない人は「何をいつまでに終わらすか、そして次に何を進めるか」など、時間管理ができていないケースが考えられます。

出勤から退勤までの限られた時間内で、一日のスケジュールを正確に捉えそれに従い業務を進めることが、定時での帰宅に繋がるのです。

何が悪いと思いつつも定時で帰ることができない理由

何が悪いと思いつつも、なかなか定時で帰ることができない人は少なくありません。主な理由に下記が挙げられるため、ぜひ参考にしてみてください。

上司・先輩社員が残業をしているため帰ることができない

自分の業務が終わった場合でも、上司や先輩社員が残業をしているため定時で帰ることができないケースが考えられます。

本来であれば自分の業務は終えているため、帰っても何ら問題はありません。しかし、後輩ということもあり、先に帰ることが失礼と自分のなかで考えてしまっているのです。

手伝うことは上司や先輩の助けになるため、気に入られたり評価が上がったりする要素には繋がりやすいでしょう。しかし、そればかりをしていると使い勝手の良い人になる可能性があります。

社内の雰囲気的に帰ることができない

定時で帰ることができない理由として、社内の雰囲気というものが挙げられます。自分の業務が終わったとしても、もっと働けという空気が漂っており自分だけ帰ることはできないというものです。

特に、先輩社員や上司がこのような空気感を作っていると、立場的に下に位置する社員はなかなか定時で帰ることはできないでしょう。

業務以外に時間を費やすことが多く帰ることができない

定時で帰るため、業務外に時間を費やすことはなるべく避けたいものです。しかし、会議や仕事中に急なミーティングが入るなど、手を止めなければいけない時間が多いと当然業務は進みません。

故に、通常の業務時間内で仕事を終えることができず、残業続きとなってしまうのです。業務内にきちんと会議の時間を取っているならまだしも、別枠となれば仕事は圧迫します。

そもそも自分の業務が時間内に終わらず帰ることができない

定時で帰るためには、当然ながら自分の業務は終えていなければいけません。しかし、そもそも業務時間内に終えることができない仕事量となれば、定時では帰れない可能性が高いでしょう。

もちろん、繁忙期となるタイミングは業務が多いため、定時で帰ることは難しいかもしれません。ただし、それは一時的なものであることが本来と言えます。

日常的に仕事量が明らかに多く、業務時間内に終われないとなれば問題点として挙げて解決する必要があるでしょう。

顧客が居座るため帰ることができない

職種によっては社外の人との打ち合わせが多くなることがあります。打ち合わせが終われば帰ってほしいものですが、業務だけでなく世間話をすることもコミュニケーションを取る意味では大切です。

定時ギリギリでの打ち合わせが入っていた場合は、顧客が居座ることで帰れないという事態に陥りかねません。

また、飲食店であれば営業時間を過ぎても退店しないお客がいる場合、定時で帰ることは難しくなるでしょう。

仕事が終わってなくても定時で帰ることは悪い？仕事ができない？

結論、仕事が終わっていない場合でも定時で帰ることは悪くはありません。しかし、社会人としての責任感という部分が関係します。

まず、法定労働時間として1日8時間かつ1週間に40時間以内という定めがあるため、法的に定時で帰ることは問題ないです。

ただ、そもそもの業務時間内に終わらず帰ることができない場合は、下記いずれかの要素が考えられます。

仕事量が業務時間に対して明らかに多く見合っていない場合は、終わろうにも終われない状況と言えるでしょう。そのため、社内的な調整を求める必要があります。

ただし、「仕事ができない」と捉えられる要因としては、業務効率化が図れていないことが挙げられます。少しの工夫で改善される可能性があるため、一度普段の業務体制を見直しましょう。

出典：厚生労働省-労働時間・休日

定時で帰るために必要なこと

定時で帰るためには、下記が必要と考えられます。プライベートを充実させるためにも、ぜひ把握しておいてください。

周りの目を気にしない

定時で帰るためには、周りの目を気にしないことが大事です。社内的に帰ってはいけない雰囲気があったとしても、自分の業務が終えると迷わず帰るという行動を習慣にしましょう。

本来、定時で帰ることは基本となるため、何も間違った行動ではありません。

仕事の効率化を図る

仕事を定時で終えることができないため、帰れないケースは少なくないでしょう。つまり、業務効率化を図りきちんと時間内に仕事を終えて帰ることが重要になります。

仕事の効率化を図るものの、明らかに仕事量が定時で終えれるレベルでない場合は上司に相談をしてみてください。会社としての有り方に問題があれば、見直しが必要です。

無理に業務を請け負わず断る

働いているなかで、自分の業務以外を依頼されることは大いにあり得ます。その際は、無理に引き受けず断る勇気を持つことが定時で帰るうえで必要です。

もちろん、何もかもを引き受けず断る訳ではありません。会社のため、信頼する先輩・上司のために引き受けることも時には必要となるでしょう。

しかし、何でも受け入れる体制でいると自分のキャパオーバーとなり、本来の業務時間内に終えることは難しくなります。無理な場合は無理だと、しっかり断れる社風であることも重要です。

良好な人間関係を築いておく

自分の仕事が手一杯で追いつかない場合、周りがサポートをしてくれると定時で帰ることができる可能性があります。

困っているときに助けてもらうためには、日頃からコミュニケーションを図り良好な人間関係を築いておくことが重要です。

たまには仕事終わりに飲みに行く、仕事でも休憩中は積極的に会話をするなど、信頼し合える相手であれば助けてあげたいと感じるものです。

定時で帰ることができない職場は転職で解決

自分の仕事を終えても他を任される、社内には定時での帰宅を認めない空気が漂っているという場合は、思い切って転職をすることも一つです。

同じ職種でも勤務先が変わるだけで、労働環境が良くなる可能性は大いにあり得ます。

なお、転職をする際は転職エージェントの活用がおすすめです。転職エージェントには支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが在籍し、内定までサポートをしてくれます。

転職エージェントに登録をすることで受けられる主なサポート内容には下記が挙げられるため、ぜひ把握しておいてください。

キャリアアドバイザーによるカウンセリングを経て、求職者の希望やレベルに合った求人を提案してくれます。

その際に、内定率アップのために必要な応募書類の添削や面接アドバイスを実施してくれるのです。

また、キャリアアドバイザーが独自に分析した業界・企業情報の提供、スカウトサービスなど、充実した支援体制のもと転職活動に打ち込めます。

転職エージェントは基本的に無料となるため、出費がない点も利用する側にとって魅力と言えるでしょう。

何が悪いと思いながらも帰ることができない！転職を決意した人が活用すべき転職エージェント3選

転職を決意した際は、転職エージェントの活用がおすすめです。転職市場に精通し、深い知識を有するキャリアアドバイザーが在籍し内定までサポートをしてくれます。

ここでは、数ある転職エージェントのなかでも登録すべきおすすめ3選を紹介するため、ぜひチェックしておいてください。

何が悪いと思いながらも定時で帰る人の特徴に関するよくある質問

まとめ

この記事では、何が悪いと思いつつも定時で帰れない、そして一方で帰る人の特徴や理由などを解説したうえで、定時で帰るために必要なことなども紹介しました。

社内の雰囲気、上司や先輩からの依頼を断れないなどが、定時で帰れない主な理由です。一方で、自分の仕事が終われば帰ると割り切っている人、ミスが少ない人は定時で帰ります。

それらから、定時で帰るためには周りの目を気にしない、仕事の効率化を図る、無理に業務を引き受けない、良好な人間関係を築くといった要素が重要です。

会社の体制が一向に変わらない場合は、思い切って転職を検討することも一つと言えます。