外資向け転職エージェントのおすすめ6選！選び方についても解説！

日本国内の外資系企業数は増加傾向にあり、実力主義・高収入であることから転職先の一つとなっています。

確かに外資系企業は日本企業と文化が異なり、激しい競争の世界に挑戦することになりますが、経験や収入など得るものも多いです。しかし、競争率も高いことから転職を成功させるためには工夫が必要です。

転職の成功率を高めるためにも転職エージェントを活用してみてはいかがでしょうか。そこで今回は、外資向けのおすすめ転職エージェントを紹介します。

選び方や外資系企業に転職するメリットなどにも触れていくため、ぜひ参考にしてみてください。

外資向け転職エージェントの選び方

外資系企業への転職を目指す場合は、外資系企業の求人数が多い転職エージェントを選びましょう。保有している求人数が多ければ、希望条件に合致した仕事を見つけやすいです。

転職エージェントには幅広い職種を扱う総合型と、特定の分野に強みを持つ特化型があります。総合型の転職エージェントでも、全体の求人数が多ければ外資向けの案件の数も多くなります。

もしくは外資向け転職に特化したサービスの活用も有効です。転職エージェントにはそれぞれ得意分野や特徴があるため、自身の目的に合ったものを選んでください。

また、複数の転職エージェントへの登録がおすすめです。転職エージェントは特別なサービスを除き基本的には無料で利用できるため、複数に登録をしても経済的な負担はありません。

異なる転職エージェントに登録をすることで出会える求人の母数が増えるため、希望に合った仕事を見つけやすくなるでしょう。

他にも、スカウトサービスを得意としているサービスに登録すると、良い条件となる求人の案内を待ちながら転職活動を進められます。企業からアクションを起こしてもらうことで、思いもよらない先からスカウトが届くことも珍しくありません。

外資向けのおすすめ転職エージェント3選

リクルートエージェント

リクルートエージェントは株式会社リクルートが運営する業界でもトップクラスの転職エージェントで、他の転職エージェントと比較をしても求人数が圧倒的に多い点が特徴です。

外資系企業の案件数が多いことから、希望条件に合致したものを探しやすいでしょう。また、他の転職エージェントとの併用もおすすめです。

面談で希望を伝えることにより求人を紹介してもらえる上、応募書類の添削や面接対策といったサポートも受けられるため、転職に不安を抱えている人にも適しています。

運営会社	株式会社リクルート
公開求人数（2023年11月20日時点）	385,109件
対応地域	全国
職種	全職種
種類	総合型

doda

dodaはパーソルキャリア株式会社が運営する転職エージェントです。一般的な転職エージェントは担当のキャリアアドバイザーから求人を紹介してもらい共に転職活動を進めますが、dodaは自分で求人を探せます。

また、エージェントサービスを利用することで、求人紹介・応募書類の添削・面接対策といったサポートも受けられるため、効率良く転職活動を進められます。

他にも、dodaのトップページでは外資系企業の特集ページがあるため、どのような求人を扱っているかを自身でも探しやすいです。

さらに、スカウトサービスを利用すると企業から直接オファーを受け取れられる点もメリットです。

運営会社	パーソルキャリア株式会社
公開求人数（2023年11月20日時点）	223,325件
対応地域	全国
職種	全職種
種類	総合型

Green

GreenはIT業界に特化した転職エージェントで業界最大級となるため、プログラマーやエンジニアなどの技術職を目指す人におすすめです。

さらに、ほとんどの企業が写真を掲載しているため、応募前の時点で職場の雰囲気を把握しやすいです。スカウトも活発でGreen利用者の60%以上が企業から声をかけられたという実績があります。

外資系の求人も扱っており、最先端の技術を扱う企業への転職を目指す人に適しているでしょう。

運営会社	株式会社アトラエ
公開求人数（2023年11月20日時点）	30,235件
対応地域	全国
職種	IT系に特化
種類	特化型

タイプ別のおすすめ外資系向けの転職エージェント

キャリアアップを希望するなら『JAC Recruitment』

JAC Recruitmentはグローバルに活躍する大手転職エージェントです。ハイクラス向けの転職エージェントで、外資系企業の求人を豊富に扱っています。

また、外資系企業やグローバル企業への転職支援の実績が多いため、安心して利用できる点も魅力です。特に管理職や専門職への転職サポートに力を入れているため、年収アップ・キャリアアップを実現しやすいです。

各業界・職種に特化したコンサルタントが1,200名も在籍しており、自分に合った担当者と転職活動を進められます。

運営会社	株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント
公開求人数（2023年11月20日時点）	8,058件
対応地域	全国
職種	全職種
種類	総合型

海外転職も視野に入れるなら『ランスタッド』

ランスタッドもグローバルに活躍する転職サービスです。ハイクラス向けの求人が多いだけでなく、派遣や製造・軽作業・ドライバー、単発・短期など幅広く保有しています。

海外の転職サービスであるため、外資系の求人も豊富に取り扱っています。さらに、800万円から1500万円の年収帯を目指せる派遣も実施していることから、収入アップを実現しやすいです。

他にも、転職に役立つ情報・成功事例の紹介といった支援にも力を入れているため、効果的に転職活動を進められるでしょう。

運営会社	ランスタッド株式会社
公開求人数（2023年11月20日時点）	4,863件（ハイクラス向け）
対応地域	全国
職種	全職種
種類	総合型

効率良く転職したいなら『リクルートダイレクトスカウト』

リクルートダイレクトスカウトは、スカウト機能に特化した転職エージェントです。利用者に適した求人を提案してくれるだけでなく、求人数の母数が多いことから効果的に利用できます。

また、リクルートダイレクトスカウトは外資系企業の求人が豊富です。トップページの「よく使われるキーワード」にも「外資」が含まれており、2023年11月20日時点では11,836件もの求人を保有しています。

大手企業や有名企業の求人が多く、登録した後はスカウトを待つだけであるため、転職活動を効率良く進められるでしょう。

運営会社	株式会社リクルート
公開求人数（2023年11月20日時点）	257,472件
対応地域	全国
職種	全職種
種類	総合型

外資向け転職のメリット

外資向け転職のメリットは次の通りです。

年齢に関係なく年収を上げやすい

外資系企業と国内企業の最大の違いは成果主義・実力主義であり、結果に応じて収入が決まる傾向にあることです。

そのため、入社して間もない若い社員でも仕事で結果を出し評価されることで、年齢に関係なく昇給・昇進を実現しやすいです。実際に、初任給から年収500万円を超える企業は珍しくありません。

転職の場合、今までの実績によって初めから給与水準が高く設定されていることもあります。年功序列型で昇給があまりない人であれば、キャリアアップを叶えやすく収入も増やしやすいです。

仕事とプライベートのオン・オフが明確

外資系企業は公私の切り替えが明確という文化があります。仕事の時間はしっかりと働きますが、それ以外の時間はプライベートを大切にするために使われます。

そのことから、休日に仕事に関する連絡が来るケースは少ないでしょう。また、国内企業であれば、自分の仕事が終わっていても、他の社員が多く残っていれば帰りづらいという雰囲気があり、残業をする人は少なくありません。

外資系企業に転職し仕事で結果を残せば、自分の時間をコントロールしやすくなり、休暇なども希望通りに取得できます。

海外の文化を経験できる

外資系企業は海外に本拠地があることから、国内の会社でも本国の企業文化が根付いているケースが一般的です。実際に、国内の拠点でも海外の従業員が多いことは珍しくありません。

日本語以外の言語を話し、まるで海外にいるかのように働けるため、外国の文化を体感・経験しやすいでしょう。将来的に海外で働きたいと考えている人であれば、転職・就職するにあたって有利になる可能性があります。

外資向け転職のデメリット

外資向け転職のデメリット・注意点は次の通りです。

メンバーの入れ替えが激しい

外資系企業は国内企業と比較すると、社員の流動性が激しい傾向にあります。例えば、プロジェクトのチームメンバーが頻繁に変わることがあれば、仕事を進める上で煩わしさを感じる場合があるでしょう。

また、外資系企業は成果に対して厳しい側面があります。仮に成果を出せていない場合は、退職を余儀なくされることも珍しくありません。他にも、突出した結果を出している人はヘッドハンティングにより転職していなくなるケースも多いです。

このように、外資系企業はメンバーの入れ替わりが激しく、生き残るために努力しなければなりません。仕事に安定を求める人にとっては、不安要素が多いと言えるでしょう。

雇用や給与が不安定である傾向にある

外資系企業はメンバーが流動的なだけでなく、雇用・給与が不安定な傾向にあります。国内企業は終身雇用・長期雇用の文化がありますが、外資系企業はこれらを前提に人材を採用していません。

他にも、住宅手当・退職金制度など同じ会社で長く勤めるための福利厚生が用意されていないケースも多いです。

ただし、日本に進出してから長い外資系企業であれば、日本の企業文化に適応し雇用が安定化、福利厚生が充実していることもあります。

日本企業と文化が異なる

日本企業と外資系企業では文化が大きく異なります。転職先の企業によって風土・文化に違いはあるものの、成果主義でスピーディに仕事が進むため戸惑う人は少なくありません。

また、海外の上司や同僚と一緒に働く中で、考え方や価値観の違いを感じるシーンも多いでしょう。今までと仕事のやり方が大きく変われば、心理的な負担がかかるため注意しなければなりません。

外資向け転職に求められるもの

外資系に転職するために必要なスキルは次の通りです。

即戦力になるスキルと実績

外資系企業は一般的に仕事の結果・成果を求めているため、中途採用では即戦力として活躍できる人材かを重視しています。これは、入社した社員に対して研修や教育に割く時間、コストが無駄だと考えているためです。

外資系転職では即戦力になり得る専門性の高いスキルや、リーダーシップを発揮した経験、前職で活躍した実績などが求められます。そのため、転職活動ではこれらの要素を効果的にアピールすると良いでしょう。

コミュニケーション力

外資系企業はさまざまな文化で育ってきた従業員が多く、それらの人たちと円滑にやり取りをするためにコミュニケーション能力が求められます。

単純に語学力の有無ではなく、相手の国・地域・文化の違いを受け入れる人間性も必要です。職場や仕事相手と良好な関係を築くためにも、一定以上のコミュニケーション能力がある点をアピールしましょう。

仕事への対応力

外資系は国内の企業と比較すると変化が激しく、スピーディに仕事が進みます。さらに、海外にある本社の経営判断や経営方針の転換によって国内の会社の働く環境が大きく変わるなど、大きな影響を受けることも少なくないです。

そのため、外資系企業への転職を志す人は、このような変化に対して柔軟に対応しなければなりません。また、冷静に判断・対応する能力は、仕事で合理的に解決策を模索する際にも求められます。

外資向けの転職でよくある質問

まとめ

この記事では、外資向けのおすすめ転職エージェントを紹介しました。近年では、日本国内の外資系企業が増えており、取り扱う転職エージェントも増えています。

外資向けの転職を成功させたい場合は、まず自身の希望条件や目的を整理し、それに合致したサービスを選びましょう。

自分に合った企業・求人を見つけ効率良く転職活動を進めるためにも、最適な転職エージェントを利用してみてください。