最終面接の結果は土日を挟むといつになる？連絡が遅いときの対処法も紹介

最終面接はその結果によって採否が決まりますが、選考の後に土日を挟むと連絡が届くまでに時間を要することがあります。特に志望度が高い企業であれば、早く結果を知りたいと思う人は少なくないでしょう。

そこで今回は、最終面接の結果は土日を挟むといつになるかを紹介します。企業からの連絡が遅いときの対処法も解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

最終面接の結果が分かるのはいつ？土日を挟むと遅い？

最終面接を木曜日や金曜日に実施した場合、土日を挟むため結果が通知されるまでに時間がかかるケースがあります。就職活動・転職活動において合否の通知は、その他のスケジュールに影響するため、目安を把握しておくと行動しやすくなります。

• 2～3日後に通知されるのが一般的
• 土日を挟むと面接結果の通知時期は遅くなりやすい

ここからは、最終面接の結果が分かる目安や土日を挟んだ場合について解説します。

2～3日後に通知されるのが一般的

最終面接の結果は、実施した日から2～3日後、遅くとも1週間ほどで通知されるのが一般的です。基本的に選考の結果を社内で検討するため、正確には2～3営業日ほど時間がかかります。

特に、最終面接に進んだ応募者が多い場合、どの人を採用するか検討する時間も伸びてしまいます。応募者一人ひとりに結果を伝えるため、ある程度時間がかかることを事前に把握しておきましょう。

また、最終面接の最後に、「〇〇までに結果をお伝えします」と案内されるケースも珍しくありません。事前に案内されているにも関わらず、その日程の前に確認すると失礼になるため注意してください。他の選考の事情もあり合否の通知が届く日程を把握したい場合は、「合否はいつ頃に連絡されますか」と質問するのも良いでしょう。

土日を挟むと面接結果の通知時期は遅くなりやすい

企業によって休日は異なりますが、多くは土日祝日が休みです。そのため、選考から通知が届くまでに休日を挟むと、その分だけ時間がかかります。例えば、月曜日に最終面接を実施した場合、金曜日までに結果が分かるケースは多いです。その一方で、金曜日に最終面接があった場合は、週が明けてからしばらく時間がかかります。

なお、最終面接のその場・当日に採否を伝えられるケースもあります。例えば、金曜日の午前中に選考があった場合、その日の夕方までに結果が出ることもゼロではありません。しかし、金曜日の午後・夕方に面接をした場合、結果は早くても週明けになるでしょう。

土日に結果が知らされるケースもある

珍しいケースですが、最終面接の結果が土日に知らされる場合もあります。例えば、土日祝日でも稼働している企業などです。他にも、採用件数が増加傾向にある3月～4月の間は、休日でも採用者の検討を進める企業があります。

最終面接の結果の通知が気になる人は、まずその企業の営業日などを確認すると良いでしょう。

最終面接の結果通知が遅くなる理由

最終面接の結果通知が遅いとき、いくつかの理由が考えられます。企業側から事前に案内されているケースもあるため注意してください。

• 最終面接に進んだ応募者が複数人いる
• 担当者が忙しく検討が進まない
• 採否の検討に時間がかかっている
• 補欠扱いになっている
• 既に不採用である

ここからは、最終面接の結果通知が遅くなる理由を紹介します。

最終面接に進んだ応募者が複数人いる

最終面接に進んだ応募者が複数人いる場合、その中から内定者を絞り込む必要があり、検討する時間が余計にかかります。例えば、最終面接に進んだ応募者が1人の場合と、5人おり1人を選ばないといけない場合では、後者の方が検討にかかる時間は長いです。

一般的に、新しい人員を採用すると企業としては人件費が増えます。最終面接の結果、優秀な人材が複数いた場合、全員を採用すると予算オーバーとなる可能性があるのです。このような内容は企業の関係者でないと分からないため、最終面接の結果の通知が遅い場合は何かしら事情があると考えられます。

担当者が忙しく検討が進まない

最終面接を実施する時期や採用担当者のタイミングによっては、忙しいことにより通知が遅くなる可能性があります。人事担当者の主な仕事は、採用以外にも研修の手配や人事評価、労務・勤怠管理などです。

例えば、採用担当者が給与計算など他の仕事も兼任している場合、月末などの締め日付近は忙しくなる傾向にあります。このような時期と最終面接が重なると、通知が遅くなる可能性が高まります。

他にも、内定者への連絡や調整などにより、通知が遅くなるケースもあるでしょう。あまりにも連絡が遅い場合は、直接確認してみてください。

採否の検討に時間がかかっている

人材の採用は企業の予算に大きく関わるため、応募者を吟味して最適な候補者を選ばなければなりません。その際、最終面接に進んだ複数人の力量・実績が均衡していると、絞り込みに時間を要することが想定されます。

また、最終面接に進んだ人が自分だけでも、企業の採用基準がギリギリの場合や何か懸念点があるときなどは検討に時間がかかる傾向にあるのです。

補欠扱いになっている

最終面接に進んだ候補者が複数おり、その中で補欠扱いにされていると連絡が遅くなりやすいです。採用の候補者が複数人いる場合、基本的には企業が欲しい人材から優先的に通知が届きます。

一般的に就職活動・転職活動をしている人は複数の企業の選考を受けています。そのため、より志望度が高い企業の内定を獲得すれば内定辞退になるでしょう。企業はそれを見越して内定を出しているため、採用基準がギリギリの場合は補欠扱いとなり、連絡が遅くなる傾向にあります。

既に不採用である

そこまで多いわけではありませんが、不採用者には連絡をしない企業もあります。不採用と判断されると合否の連絡は来ませんが、面接中に担当者から口頭でその旨を案内されるケースがほとんどです。

そのため、最終面接から1週間以上経っても音沙汰がない場合は、気持ちを切り替えて他の選考に集中した方が良いでしょう。

最終面接の結果が土日を挟む時の対処法

• 連絡し確認してみる
• 連絡が来ていないか確認する
• 他の志望先に注力する

最終面接の結果通知が土日を挟む場合には、いくつかの対処法があるため紹介します。

連絡し確認してみる

一般的に選考を受ける過程で採用担当者の連絡先は把握できるため、事前に企業側から結果通知の案内がない場合は自分から連絡し確認しましょう。例えば、就活サイトや転職サイトを利用している場合は、その中でメッセージのやり取りが可能です。

そのようなサイトを通じて連絡しても反応がない場合は、提示されているメールアドレスに直接メッセージを送ってみてください。

連絡が来ていないか確認する

最終面接から日にちが経ち通知が遅いと感じたとき、実は既に結果の連絡が届いていることもあります。例えば、合否が記載されたメールを見逃していたり、迷惑メールフォルダに入っていたりすることはよくあります。

また、今まではメールで連絡が届いていても、最終面接の結果は電話であるケースが少なくありません。そのため、知らない番号から電話がかかってきていないかを確認してください。

他の志望先に注力する

最終面接の結果の連絡が遅いとき、既に不採用になっている可能性があります。志望度が高い企業だったとしても、何もせずに待っているだけでは時間が無駄になってしまうでしょう。他にも選考に進んでいる企業があれば、そちらに注力するのが賢明です。

もし他に受ける企業の選考がない場合は、再度希望に合致する求人がないか探してみると良いでしょう。企業の求人は変化が激しいため、1ヶ月も経過すると新しい内容が増えています。このように、連絡が遅いと感じる場合は、気持ちを切り替えて次のアクションを起こすのがおすすめです。

面接結果が遅くて問い合わせる際の注意点

時間を無駄にしないためにも、最終面接の結果の連絡が遅いときは、採用担当者に連絡しましょう。しかし、面接結果を問い合わせる際は下記の注意点があるため把握しておいてください。

• 就業時間内に連絡する
• 合否連絡を催促しない
• メールの方が好ましい
• 少なくとも1週間は待つようにする

就業時間内に連絡する

基本的に、相手の就業時間内に連絡を入れることがマナーです。就業時間外に連絡をすると迷惑に感じられてしまう可能性が高く、失礼だと思われるでしょう。場合によっては、採用担当者に悪い印象を与えてしまう可能性があります。

また、終業時間ギリギリの連絡も好ましくありません。採用担当者の定時外の仕事が増えてしまい、残業が伸びてしまいます。反対に朝早すぎる時間帯にメールを送ると埋もれてしまう場合があるため注意が必要です。

合否連絡を催促しない

採用担当者に連絡する際、合否の連絡を催促してはいけません。直接合否を聞いたり、採用担当者を急かしたりすると悪い印象を与えます。メール・電話を問わず、連絡する際は前置きとして相手が忙しいことを把握している旨を伝えましょう。

例えば、「お忙しいところ大変恐縮ですが、選考に関してどれくらいで結果が出るか、目安を教えていただけますと幸いです。」というような表現です。場合によっては、採用担当者が忙しく連絡が漏れている可能性はゼロではありません。

また、既に合否が出ていることも考えられますが、こちらから催促することは避けるべきです。あくまでも結果の連絡が来る目安を聞くに留めてください。

メールの方が好ましい

連絡手段はメールが好ましいです。電話だと採用担当者が忙しい場合、連絡が迷惑になる可能性が懸念されますが、メールであれば電話と違い担当者のタイミングでリアクションできます。

連絡する方法によっては、採用担当者に「常識がない」と思われかねません。まだ採用者を検討している段階で相手に迷惑をかけたり、失礼になったりすることがあれば採用取消しとなる可能性は少なからずあるでしょう。

少なくとも1週間は待つようにする

最終面接の結果の通知が届かず自分から連絡する場合、少なくとも1週間は待つようにしましょう。採否は社内で検討し基本的に2日～3日、遅くとも1週間ほどで結果が出ます。そのため、最終面接の結果が出た頃合いに連絡する必要があります。

あまりにも早い段階で連絡すると、担当者に「我慢できない人」「待てない人」などとマイナスな印象を与えてしまいかねません。連絡する際は、相手の立場になって考えることが重要です。

連絡が来ない対策として転職エージェントを利用すると便利

転職活動をしている人であれば、転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントは基本的に無料で利用でき、求人の紹介から応募書類の添削、面接対策などさまざまなサポートを受けられます。

エージェントが紹介した求人に応募した場合、企業との間に入り連絡や選考の日程調整などを代行してくれます。そのため、最終面接の結果が届かない場合でも自分で企業に連絡する必要はなく、担当のエージェントに相談するだけで済むのです。転職エージェントを利用し、効果的に転職活動を進めてみてください。

利用するのがおすすめの転職エージェント

転職エージェントの種類は多いため、どれを選べば良いか分からない人もいるでしょう。ここからは、利用するのがおすすめの転職エージェントを紹介します。

まとめ

この記事では、最終面接の結果は土日を挟むといつになるのか紹介しました。選考後の結果通知は2日～3日ほどで届くケースが多いですが、1週間ほどかかることもあります。そのため、連絡が遅いと感じても最低1週間は待ちましょう。

企業に問い合わせる場合は、電話ではなくメールを送り、採否を催促するのは避けてください。転職活動であれば、転職エージェントを利用することで、企業とのやり取りを代行してもらえるためおすすめです。最終面接後の結果が出るまでの目安を知り、効果的に転職活動をしてみてください。