ビズリーチは高収入を狙える転職エージェントです。登録の際は年収を入力する必要があり、この数値が審査やスカウトに影響することから、嘘の情報を入力する人が一定数いるようです。
しかし、嘘の情報を入力するリスクは大きく、転職活動に支障が出るケースはゼロではありません。もあります。
そこで今回は、ビズリーチに登録する年収で嘘をつくとどうなるかを解説します。適切な年収を登録した上でスカウトをもらうコツも紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
ビズリーチの登録年収では嘘をつかない方が良い
ビズリーチでは現在の年収を登録する必要がありますが、嘘の情報を入力するとさまざまなリスクが発生します。ここからは、嘘をつかない方が良い主な理由を紹介します。
選考基準のハードルが上がる
ビズリーチでは転職を通じて年収アップを狙う応募者が多く、登録年収を高く設定することでさらにその上を狙いやすくなります。
また、ビズリーチの登録年収を高く設定すると、スカウトが届きやすくなります。しかし、同時に採用側の期待が寄せられるため、選考基準のハードルは高くなるでしょう。
企業側は従業員の能力に合った給与を設定するため、年収が高くなるほど相応の能力・スキル・実績が求められます。結果として、選考の難易度が高くなり採用されにくくなる点に注意しなければなりません。
信頼関係が崩れる
ビズリーチは転職活動のプロであるため、登録された企業・経験年数・実績・スキルなどから現在の年収はある程度推定できます。そのため、嘘の年収を登録していることが明るみになる可能性は高いです。
また、ビズリーチ側に嘘の申告がバレなかったとしても、選考を受けた企業に知られてしまう可能性はゼロではありません。
いずれの場合も嘘の年収申告が明るみになると、人間性は疑われてしまい信頼関係は崩れるでしょう。
入社前であれば採用される可能性はなくなり、入社後であれば能力以上の仕事を任されることになるため業務に支障が出る場合があります。
内定・入社取り消しのリスクもある
嘘の年収を登録しその内容が悪質である場合、最悪のケースとして採用取り消し・解雇のリスクがあります。現在の年収は採用を判断する上で重要な要素であり、金額に比例して能力も高いと考えることが一般的です。
そのため、嘘の年収を申告すると経歴詐称に該当し相応の処分が下される可能性があります。企業側は採用活動に費用と時間をかけており、経歴詐称によって能力や経験、実績が不十分な人を採用すると不利益を被ります。
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ビズリーチの審査で落ちやすい人の特徴
ビズリーチは無料で登録し利用できる転職サービスです。しかし、登録時に審査が実施され、落ちる可能性があります。
ビズリーチの審査基準は非公開であるものの、今まで審査落ちになった人の傾向からある程度の推測は可能です。主な審査のポイントは次の通りです。
- 年齢・経験・年収のバランス
- 年齢に応じた経験・実績・スキルの有無
- 登録内容の充実度
また、ここからはビズリーチを有効活用するためにも、審査で落ちやすい人の特徴を紹介します。
職歴が浅い
一般的に年収は能力や経験によって決まるため、年齢を重ねるごとに金額は高くなる傾向にあります。ビズリーチの登録審査においても、職歴は特に重視される要素です。
ビズリーチはハイクラス向けの転職サービスであり、年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占めています。職歴が浅い人は能力・経験が乏しいと判断されるため、審査に落ちる可能性があるでしょう。
もちろん職歴が浅い人の中にも、能力が高く短期間でも充実した経験を積んでいるケースもあるため、その他の要素と併せて総合的に判断されます。
年収が低い
先程の通り年収は能力・経験によって決まるため、現在の登録年収が低い人は比例してポテンシャルも乏しく、「ハイクラス向けの求人への応募は難しい」と判断されやすいです。
また、ビズリーチは高収入な案件が多いことから、低収入の人が登録してもスカウトが届きにくいため、審査の段階で落とされる可能性があります。
もちろん、低収入の人が全ての審査に落ちるわけではありませんが、登録面で不利になる要素として挙げられるでしょう。
転職回数が多い
転職回数が多過ぎる場合は、審査に通過できない可能性があります。ビズリーチは転職サービスであるため転職自体は悪いことではなく、むしろ希望者を歓迎する立場です。
しかし、短期間で何度も繰り返し転職をしている場合、「長続きしない人」「すぐに辞める人」「計画性がない人」と判断されます。
このような人が多いと、企業側から「ビズリーチを利用して採用した人はすぐ辞める」という印象を与えてしまいかねないため、ビズリーチ側は登録の時点で審査にかけて判別します。
特別な事情・理由がなく転職回数が多い人は、ビズリーチ以外の他のサービスを利用すると良いでしょう。
管理職経験がないと不利になる
ビズリーチで高収入を得られる求人の多くは管理職などマネジメントスキルが要求されるものです。そのため、管理職経験がある方が審査に通りやすくなる傾向にあります。
その一方で、30代以降などの年齢にも関わらず管理職やリーダーなどの経験がない場合は契約している企業からのニーズが乏しく、登録審査で落ちる可能性があるため注意してください。
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ビズリーチの登録年収で嘘が分かる理由
ビズリーチの年収に嘘の情報を登録したとき、応募先の企業に発覚する可能性があります。ここからは、嘘が発覚する主な理由を紹介します。
業界・企業の相場と離れている
勤めていた企業や業界の年収相場から、実際の年収がかけ離れていることにより嘘が発覚する可能性があります。
転職により同じ業界の企業を目指す場合であれば、年収に関する情報を把握しているため嘘が発覚しやすいでしょう。企業によっては平均年収を公開していることもあります。
他にも、業界の年収相場や公開されている企業規模・売上・利益などから、ある程度の年収を想定できるため、その金額と登録年収に大きな差があることで嘘が発覚します。
源泉徴収と一致しないことで明るみになる
ビズリーチの登録年収で嘘が発覚する可能性が最も高いケースは、入社後に源泉徴収票を提出したときです。転職で新しい会社に入社すると、年末調整のために源泉徴収票の提出を求められます。
源泉徴収票は勤めていた企業が従業員に支払った給与・納税額が記載された書類であることから、転職前の年収を把握できます。
そのため、実際の年収とビズリーチに登録した年収の差が分かり、嘘が発覚するのです。
キャリアやスキルと合っていない
前職のキャリアや習得しているスキル・能力と申告した年収が合っていないことで、嘘が発覚するケースも少なくありません。
例えば、申告している年収が800万円であるにもかかわらず、専門的なスキルやマネジメント経験がなく、新卒の社員と同じような実績しかなければ嘘を疑われるでしょう。
このように、キャリアやスキルに対して明らかに申告年収が高過ぎる場合は、嘘が発覚する可能性は濃厚です。
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ビズリーチの年収で嘘をついたときの修正方法
ビズリーチの登録年収に嘘の内容を登録すると、さまざまなリスクがあるため極力早く修正しましょう。既に登録している情報を修正する際は、ビズリーチにログインし職務経歴書を選択します。
次に、職務経歴書の「編集」をクリックし「現在年収」を選んでください。編集が可能な画面になった後は、正しい年収を入力して保存すると完了です。
ビズリーチでは詳細の年収を記入する必要はなく、指定されている項目の中から選びます。
- 500万円未満
- 500万~600万円
- 600万~750万円
- 750万~1,000万円
- 1,000万~1,250万円
- 1,250万~1,500万円
- 1,500万~2,000万円
- 2,000万~3,000万円
- 3,000万~5,000万円
このように、年収1,000万円以下であれば100万円から250万円の差があるため、この範囲に収まるように設定しましょう。
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ビズリーチを転職に活用するメリット
ビズリーチは人気がある転職エージェントの1つであり、特に年収アップを目指す人におすすめです。自分に合った転職エージェントを選ぶためにも、どのようなメリットがあるのかを押さえましょう。
ビズリーチを転職に活用する主なメリットは次の通りです。
求人数が豊富で年収アップ狙いやすい
ビズリーチは求人数が多くハイクラス向けの案件を豊富に揃えているため、転職を通じて年収アップを狙いやすいです。公開されている求人だけでも87,236求人(2023年6月23日時点)もあります。
さらに、年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占めており、経営幹部・管理職といったポジションが多いです。登録することによって非公開求人を紹介してもらえる可能性もあります。
能力や実績に自信がある人は、ビズリーチを介した転職で年収を上げやすいでしょう。
求職者・企業の知名度が高い
ビズリーチは今までの利用者数が多く、導入企業数は累計23,500社もあります。厳選された優良な企業ばかりで知名度が高いことから、安心して利用できるでしょう。
転職はキャリアアップをするチャンスの一つですが、失敗すると返って年収が下がってしまう可能性もあるため、求職者は慎重にエージェントを選ばなければいけません。
その点、ビズリーチであれば実績が十分にあり、希望条件に合致した企業への入社を実現しやすいです。
優秀なヘッドハンターが在籍している
ビズリーチでは企業からだけでなくヘッドハンターからもスカウトが届き、サポートを受けながら転職活動を進められます。
この転職のプロフェッショナルであるヘッドハンターは2023年6月23日時点で6,200人も在籍しているため、自分に合った人と出会いやすいです。
ビズリーチのヘッドハンターは、転職エージェントのキャリアアドバイザーと同じ役割を果たしており、充実したサポートを受けられるため効率良く転職活動を進められるでしょう。
ハイクラス向けの求人に応募し効果的な支援を受けることで、転職を成功へと進められます。
自分の市場価値がわかる
ビズリーチは一般的な転職サービスと異なり自分で活動を進めるのではなく、企業やヘッドハンターから届くスカウトを待つスタイルです。
登録した情報をもとに企業側はスカウトを送るか否かを決めるため、その時点での自身の転職市場における価値を把握できます。
例えば、自分に興味を持つ会社の種類や業界、求人の内容から転職市場における年収相場のチェックが可能です。自分の市場価値を把握することで、転職活動の方向性も決められます。
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ビズリーチの年収で嘘をつかずスカウトをもらうためのポイント
ビズリーチはスカウトを受け取ることで転職活動が始まるため、利用開始後はスカウトの数が増えるように工夫しましょう。ここからは、スカウトをもらうためのポイントを紹介します。
職務経歴書の内容を充実させる
企業やヘッドハンターは、利用者が登録した職務経歴書の内容を見てスカウトを送ります。つまり、魅力的な職務経歴書であればスカウトは増えやすく、内容が乏しければ届く数は少なくなるのです。
登録して間もない利用者であれば、職務経歴書の内容が必要最低限のままであるケースは少なくありません。そのため、まずは職務経歴書を丁寧に記入し、企業側にとって魅力的な内容となるように仕上げてください。
定期的に情報を更新する
ビズリーチの職務経歴書は定期的に見直し内容を更新する必要があり、試行錯誤をしてクオリティが高まることでスカウトが届きやすくなります。
もし職務経歴書の文章に誤字脱字があれば、確認を怠る人だと判断されかねません。登録した内容を読み返してみると、分かりにくかったり伝わりにくかったりすることもあります。
また、転職活動中に資格を取得した場合は、その内容を反映させることでスカウトを送る企業へアピールできるでしょう。
希望年収は現実的な金額にする
ビズリーチでは企業側がスカウトを送る際に、現在の年収だけでなく希望年収も確認します。このとき、希望年収が高過ぎると企業側がスカウトを送りにくくなります。
もちろん年収アップを目的にビズリーチを利用している人であれば、希望年収は現状よりも高い金額を登録する必要があります。
しかし、必要以上に高い希望年収を登録すると企業とマッチングできずスカウトの数が減る傾向にあるため、現実的な金額を設定する方が無難といえるでしょう。
企業が検索するキーワードを盛り込む
ビズリーチでスカウトを増やすためには、企業側がよく検索するキーワードを自然に盛り込むことが有効です。ビズリーチでは定期的に検索トレンドのキーワードを公開しています。
2022年のレジュメ検索トレンドは次の通りです。
開発要件定義、エンタメ、Figma、カーボンニュートラル、キッティング、求人広告、折衝、クラウドエンジニア、COBOL、AWS構築、Python SQL、基板、タレントマネジメント、電池、メディアリレーション、購買調達、プロダクトマーケティング、Flutter、営業提案、リスクマネジメント
これらの内容からIT・エンジニア系のキーワードが多いですが、それ以外の業界の場合はトレンドになる要素を考えて盛り込むと良いでしょう。
転職活動中は極力ログインする
ビズリーチの公式サイトによると、最終ログイン日時が新しい職務経歴書が上位に表示される仕組みであると紹介しています。これは、最終ログイン日時が新しい方が転職意欲が高いと判断できるからです。
そのため、転職活動中は少なくとも1日に1回はログインしましょう。
職務経歴書一覧画面では、最終ログイン日時が新しい職務経歴書がより上位に表示されます。また、採用担当者は最終ログイン日時が新しいほど「転職意欲が高い」と判断する傾向があります。ビズリーチを頻繁に活用すればするほど注目度が上がる仕組みとなっています。採用担当者の目に触れる確率を高めるためにも、こまめにログインされることをお勧めします。
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ビズリーチへの登録がおすすめな人の特徴
ビズリーチを有効活用し転職活動に臨むことを検討している人は、まず自分に合っているかを確認しましょう。ここからは、ビズリーチへの登録がおすすめな人の特徴を紹介します。
現在の年収が600万円以上ある人
ビズリーチはハイクラス転職に特化したサービスであり、現在の年収が高い人におすすめです。
ビズリーチが以前実施した調査によると「年収600万円以上の転職者が支持する転職サービス」でNo.1になった実績があります。そのことからも、現在の年収が600万円以上の人に適しているといえます。
管理職・マネジメント経験がある人
ビズリーチに在籍しているヘッドハンターは即戦力の人材を求めているため、管理職やマネジメント経験がある人はスカウトが届きやすいです。
特に30歳以降の年齢の人材を求めている企業は、これらの役職や経験が必須と考えているケースは珍しくありません。
経験や実績に自信がある人であれば届くスカウトの数は多くなり、転職を通じて年収アップを図れるでしょう。
専門性の高いスキルを持っている人
ビズリーチは管理職やマネジメントの経験がなくとも、専門性の高いスキルを持っている人にもおすすめです。スカウトを送る企業の幅は狭くなるものの、今まで培ったスキルを活かして活躍できる可能性があります。
特にビズリーチはレジュメ検索トレンドでも分かるように、プログラミングスキルを持ちシステム開発の経験がある人が求められている傾向にあります。
30代でマネジメント経験がない人でも、高いITスキルを持つ人であれば効率良く転職活動を進められるでしょう。
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ビズリーチと併用したいおすすめの転職エージェント
ハイクラスの求人が揃っているパソナキャリア
- ハイクラス求人が豊富に揃っており、年収800万円以上を狙える
- 人材サービスを提供している長い歴史と実績がある
- コンサルタントのサポートが充実しており顧客満足度が高い
パソナキャリアは株式会社パソナが運営する転職エージェントです。ビズリーチと同様にハイクラス向けの求人を中心に扱っており、求人の半数以上が年収800万円以上を狙えます。
スカウトではなくキャリアアドバイザーと二人三脚の体制で転職活動を進めたい人におすすめです。今までの実績やスキルに自信があり、収入アップを目指している人に適しています。
また、業界専任のコンサルタントが在籍しており、丁寧なサポートを受けられるため顧客満足度が高いサービスです。
運営会社 | 株式会社パソナ |
公開求人数(2023年6月24日時点) | 35,978件 |
対応地域 | 全国 |
職種 | 全職種 |
種類 | 総合型 |
ビズリーチの登録年収に関するよくある質問
嘘の年収がバレたらどうなりますか?
ビズリーチの登録年収に嘘をついた場合、選考を受けた企業の内定を獲得しても取り消される可能性があります。現在の年収は採用を決める上で重要な要素であるため、経歴詐称になる恐れもゼロではありません。
ヘッドハンターにバレた場合は、信用を失い求人を紹介してもらえなくなることが考えられます。
登録年収はどれくらいが良いですか?
ビズリーチはどのような人でも審査に通過することで利用できますが、年収が低すぎるとスカウトが届きにくくなります。しかし、登録年収で嘘の情報を登録してはなりません。
ビズリーチの過去の調査では年収600万円以上の求職者からの支持が高いため、登録情報では「600万~750万円」の項目を選択できる人の利用がおすすめです。
まとめ
この記事では、ビズリーチの登録年収で嘘をつくとどうなるかを解説しました。登録年収で嘘をつくと、最悪のケースでは内定取り消しになるリスクがあります。
また、年収を上げることで選考のハードルが高まるため、内定獲得が難しくなるデメリットもあります。
適切な年収を登録した場合でも、職務経歴書の内容を工夫することでスカウトの数を増やせるため、ポイントを押さえて改善してみてください。
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