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なぜ公認会計士はやめとけと言われるのか理由を解説!向いていない人・向いている人の特徴も紹介

公認会計士は高収入が期待できること、多様な働き方ができることなどから、志望する人は少なくないでしょう。しかし、ネット上では公認会計士はやめとけというワードを目にすることがあります。

働くメリットが多い印象を受けますが、なぜそのようなネガティブな意見があるのか。これから目指そうと考えている人にとっては非常に気になるところです。

そこで今回は、なぜ公認会計士はやめとけと言われるのか、その理由を徹底解説していきます。また、あわせて公認会計士が向いていない人・向いている人の特徴についても紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

公認会計士はやめとけと言われる理由

公認会計士はやめとけと言われる理由の画像

公認会計士はやめとけと言われる理由として、主に下記が挙げられます。これから目指そうと考えている人は、事前に確認のうえ把握しておいてください。

主な理由
  • 資格取得難易度が高いから
  • 業務が単調だから
  • 激務が懸念されるから
  • 人間関係の苦労が想定されるから

資格取得難易度が高いから

公認会計士として働くにあたって、資格を取得しなければいけません。公認会計士は「三大国家資格」と言われるほどで、資格取得難易度は非常に高いのです。

その取得難易度の高さ故に、公認会計士はやめとけという声が挙がっています。また、公認会計士として活躍するには、試験に合格すれば良いだけではありません。

試験を受けて合格した後に、監査法人等で2年以上の実務経験、及び3年間のうちに実務補習を修了すると公認会計士として登録できます。

世間的に公認会計士として認められるまでに長い道のりが待っている点は、やめとけと言われる理由です。

業務が単調だから

公認会計士の業務は単調でやりがいがないと言われています。事務作業として開示資料の確認、過去のデータ集計などがあります。

なお、公認会計士の独占業務にあたる財務諸表監査についても、クライアントの誤りを確認・保証するといった作業になるため、単調で面白みがない点が現実です。

日々異なる仕事内容で刺激を求めたい人にとって、地味な作業が続くためやりがいを見出すことは難しいかもしれません。

激務が懸念されるから

公認会計士はやめとけと言われる理由に、激務であることが挙げられます。これは、監査法人の繁忙期での業務が大きな負担となることを意味しているのです。

公認会計士が勤務する監査法人では、3月末に決算となる企業の場合は4月から5月上旬、12月末の決算であれば1月から2月上旬が繁忙期に該当します。

その期間は資料の確認が膨大な量となるため、定時で終わることは難しく残業続きになる可能性は否めません。

激務を避けるため一般企業の経理に勤務する方法も一つですが、監査法人に比べると給与が低くなる恐れがあります。

人間関係の苦労が想定されるから

人間関係での苦労が想定される点も、公認会計士はやめとけと言われる理由です。これは公認会計士の主な業務が関係しており、取り扱う内容はクライアントとなる企業のチェックです。

そのため、確認をした際に問題が見つかった場合、厳しい指摘をしなければいけません。つまり、相手に気を遣っていてはいけないため嫌われる覚悟も必要となるのです。

そして、基本的に監査法人では複数人でチームを組み役割分担のうえ業務を進めます。スムーズに業務を進めるためにも、他者とのコミュニケーションは欠かせません。

そのなかで、繁忙期になると膨大なチェック量を進めなければいけないため、職場の空気はそれなりに張り詰めたものとなるでしょう。少し相手への言葉遣いを誤ると、トラブルに発展する可能性は否めません。

公認会計士はやめとけと言われる一方でのメリットとは?

公認会計士はやめとけと言われる一方でのメリットとは?の画像

公認会計士はやめとけと言われる一方で、働くことによるメリットもいくつかあります。ここでは、主にメリットと考えられる下記を紹介するため、ぜひチェックしておきましょう。

主なメリット
  • 多様な働き方が実現しやすい
  • 高収入が期待できる
  • 独占業務があることで社会的ニーズが高い
  • 会社の経営に携われるためやりがいを感じられる

多様な働き方が実現しやすい

公認会計士のメリットは、様々な働き方が実現しやすいことです。これは、公認会計士の資格を取得していることが大きく関係しています。

公認会計士試験に向けて勉強をする中で財務会計・経営・税務なども同時に学ぶことになるため、故に幅広い知識が身に付くことになるのです。

つまり、公認会計士の資格を取得していると、税理士としての登録が可能になります。さらに、税務会計・経営に関する知識も有することから、コンサルティング業務を請け負う人も少なくありません。

仮に監査法人で勤務していて自分には合わないと感じた場合は、働き方の方向性を変えることができます。選択肢を広く持てる点は、資格を取得した人ならではのメリットと言えるでしょう。

高収入が期待できる

公認会計士として働くメリットには、高収入を得られる点も挙げられます。厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」では、公認会計士の平均年収は約746万円※1と公表されており、これは日本の平均年収を大きく上回る金額です。

国税庁の発表によると日本の平均年収は461万円※2であるため、約285万円も公認会計士の方が高くなります。

あくまで平均であるため一概には言えませんが、それなりに余裕を持った暮らしを送れる可能性に期待できます。

出典※1:厚生労働省-職業情報提供サイトjobtag

出典※2:国税庁-平均給与

独占業務があることで社会的ニーズが高い

監査の業務は公認会計士の独占業務となります。上場企業をはじめ一定の要件に該当する会社は監査を受ける義務があるため、つまりは公認会計士は欠かせない存在となるのです。

公認会計士は求められる存在と言える点から、社会的ニーズの高さが伺える職業です。そのため、資格を取得し働くことで将来的な安定もある程度は手に入るといっても過言ではないでしょう。

会社の経営に携われるためやりがいを感じられる

公認会計士が活躍する場所は、経理財務・決算・株主総会対応などが必要となる上場企業です。業務内容的に会社の経営に携われるため、やりがいを感じられるでしょう。

請け負っている業務内容的に企業の中枢を担っているといっても過言ではないことから、重圧はあるものの必要とされる存在となっている点も含めモチベーションに繋がります。

公認会計士になることはやめとけと言われる人の特徴

公認会計士になることはやめとけと言われる人の特徴の画像

公認会計士になることはやめとけと言われる人の特徴として、主に下記が挙げられます。

主な特徴
  • 勉強が苦手な人
  • 収入面だけに魅力を感じている人
  • 経営について興味がない人

勉強が苦手な人

公認会計士は社会的にニーズのある職業です。そのため、活躍できる場が多い点は魅力と言えます。しかし、公認会計士として働くには、難易度の高い国家資格を取得しなければいけません。

公認会計士の試験は三大国家資格と言われており、医師や弁護士と並び非常に難易度が高いとされているのです。つまり、試験に合格するためには勉強は必須となります。

あくまで目安にはなりますが、公認会計士の試験を突破するためには東大に合格するレベルの勉強時間が必要と言われているため、そもそも勉強が苦手な人にとっては苦しいでしょう。

収入面だけに魅力を感じている人

公認会計士は高収入を得られる職業です。仕事選びをするうえで、収入面を意識する人は少なくありません。しかし、そこにやりがいがなければ毎日の仕事が苦痛となりかねません。

公認会計士は業務内容が単調なため、刺激は少ない職業と言えます。そのため、収入面だけに魅力を感じている人にとって長く働き続けることは、いずれ困難となる可能性は否めないでしょう。

経営について興味がない人

公認会計士は企業の経営に関わる業務を担います。つまり、経営に興味がなければ仕事に取り組むうえで楽しさを見出すことは極めて困難と考えられます。

また、経営に関わるということは、それなりに責任あるポジションとなるため、重圧に耐えるだけの精神力がない人にとっても難しいでしょう。

公認会計士に向いている人の特徴

公認会計士に向いている人の特徴の画像

一方で、公認会計士に向いている人の特徴としては主に下記が挙げられます。

主な特徴
  • 数字を扱う業務が得意な人
  • 正義感が強い人
  • コミュニケーション能力に長けている人
  • 自己管理能力に優れている人

数字を扱う業務が得意な人

公認会計士の業務内容は数字を扱うものです。そのため、まず数字に向き合うこと自体を苦に感じない人は向いているとされます。

そこに加えて、「数字を扱う業務を今までに経験したことがある」「数字を扱う仕事が好き」「計算や細かな数字の確認が得意」といった人にはおすすめの職業と言えるでしょう。

コツコツと地味な作業を続けることが想定されるため、集中力があるという点も欠かせない要素となります。

正義感が強い人

公認会計士として働くなかで、企業に対して第三者的な立場で監査を実施します。そのため、不正があればきちんと指摘をしなければいけません。

つまり、公正な姿勢で日々の業務を全うすることが求められます。不正やミスをなかったことにしない、正義感を強く持つ必要があるのです。

いくら監査をする企業の上層部と仲が深かろうが、公認会計士という立場的に水に流してはいけません。しっかりと指導のうえ適切に処理を実施できる人が、適性があると言えます。

コミュニケーション能力に長けている人

公認会計士の業務内容的に、資料等に目を通して常に数字をチェックするという印象を持つ人は少なくないでしょう。

しかし、実際はクライアントとなる企業へ訪問して資料を調査する、かつ質問や説明を実施するなど、人との関りを持つ必要がある職業です。

また、監査法人内でもチームを組んで動くうえで、様々な人とのやり取りが想定されます。つまり、コミュニケーション能力を持っている人は公認会計士に向いていると言えるのです。

自己管理能力に優れている人

公認会計士として働くうえで、当然ながら書類のチェックは自分のペースで進められる訳ではありません。クライアントとの間には期限が設けられるため、きちんと完了させる必要があります。

そのため、自己管理によるスケジュール調整は必須です。また、長時間に渡り集中して業務に取り組む際は、メンタル的な強さも求められます。

納期遅れとならない計画を立て、そこに対してギリギリではなく余裕を持って進めていくなど、自己管理能力が長けている人は適性があると言えるでしょう。

公認会計士はやめとけと言われても諦めきれない人におすすめの転職エージェント3選

公認会計士はやめとけと言われても諦めきれない人におすすめの転職エージェント3選の画像

公認会計士はやめとけと言われるなかでも諦めきれず、転職を検討する人は少なくないでしょう。しかし、自分一人で内定獲得を目指すことは成功率アップに繋がりにくいかもしれません。

その際、業界知識を豊富に有するキャリアアドバイザーからサポートを受けられる転職エージェントの利用がおすすめです。ここでは、公認会計士を目指すうえでおすすめの転職エージェント3選を紹介します。

おすすめ転職エージェント3選
  • マイナビエージェント
  • マイナビ会計士
  • ビズリーチ

業界専任のキャリアアドバイザーがサポートする「マイナビエージェント」

マイナビエージェント公式画像
引用:https://mynavi-agent.jp/
おすすめポイント
  • 各業界専任でキャリアアドバイザーが在籍
  • 企業担当アドバイザーの情報も活かしつつ転職活動に取り組める
  • 2023年オリコン顧客満足度調査にて総合1位を獲得

マイナビエージェントは株式会社マイナビが運営する転職エージェントで、公開・非公開を合わせて多くの求人を扱っています。マイナビエージェントのみで扱う求人もあるため、選択肢が広がる可能性に期待できます。

なお、公認会計士の求人については公開・非公開の合計で1,000件近く保有するため、自分が求める理想の内容となる仕事に出会いやすいです。

転職活動をサポートしてくれるキャリアアドバイザーは、業界専任制という形で在籍します。各業界の転職事情に精通しており、豊富な知識をもとに応募書類の添削や面接対策を実施する点が魅力です。

さらに、人事担当者とやり取りをする企業担当アドバイザーも在籍しており、一般に公開されていない職場の雰囲気をはじめリアルな企業情報を提供します。事前に社内の労働環境を知れる点は、求職者にとってメリットです。

高品質な求人案件や企業との交渉力などが評価され、2023年オリコン顧客満足度調査「転職エージェント部門」にて総合1位を獲得しています。

求人数※2023年7月15日時点63,737件(非公開求人17,887件)
主なサポート内容求人紹介、応募書類添削、模擬面接
主なサービス年収交渉、入社日調整、内定後のバックアップ、転職相談会、転職成功ノウハウの提供
対応エリア全国
運営会社株式会社マイナビ

出典:マイナビエージェント公式サイト

会計士専門の転職エージェントである「マイナビ会計士」

マイナビ会計士公式画像
引用:https://cpa.mynavi.jp/index_a.html
おすすめポイント
  • 業界・職種別に分かれたアドバイザーチームが転職を徹底サポート
  • ワンランク上の応募書類添削・面接対策を実施
  • 会計士向けのキャリア診断サービスを提供

マイナビ会計士は株式会社マイナビが運営する、会計士・試験合格者・USCPA(米国公認会計士)専門の転職エージェントです。業界・職種に特化したことによる豊富な知識をもとに、転職活動をサポートします。

業界・職種別に分かれたアドバイザーチームによる手厚い支援体制は、公認会計士を目指す人にとって大変心強いです。

転職に関する潜在的なニーズを引き出しつつ、多様な選択肢から新たな可能性を含め提案してくれます。

また、業界大手となるマイナビならではの情報収集力により、一般的に出回っていない人事担当者や現場責任者の本音を熟知している点が特徴です。豊富な情報を参考に、企業選びができます。

キャリアアドバイザーは一人ひとりのスキルや知識と応募を希望する求人を照らし合わせ、適切な書類添削や面接対策を実施しサポートします。専門性がある点から、ワンランク上の支援を受けられるでしょう。

さらに、会計士向けのキャリア診断サービスを提供する点も見逃せません。10個の質問に答えるだけと簡単なため、ぜひスキマ時間を活用し診断を受けてみてください。

求人数※2023年7月15日時点1,039件
主なサポート内容求人紹介、職務経歴書・履歴書の添削、面接対策
主なサービス相談会・セミナーの開催、日程調整、条件面の調整
対応エリア全国
運営会社株式会社マイナビ

出典:マイナビ会計士公式サイト

選ばれた人だけのハイクラス転職サイト「ビズリーチ」

ビズリーチ公式画像
引用:https://www.bizreach.jp/
おすすめポイント
  • 優良企業や一流ヘッドハンターからスカウトが届く
  • 年収1,000万円以上の求人を多数保有
  • 厳選された企業と直接コンタクトが可能

ビズリーチは株式会社ビズリーチが運営する、ハイクラス転職サイトです。優良企業や一流のヘッドハンターからスカウトが届く点が特徴になります。

スカウトが届くということは自分を求めてくれているため、内定率アップが期待できるでしょう。また、自分の市場価値を把握できるきっかけにもなります。

保有する求人の3分の1以上は年収1,000万円を超えてくるため、収入アップを目的に転職を考えている人は要チェックです。いわゆるプロフェッショナル人材向けの求人を多数掲載しています。

厳選された企業は2023年1月現在で23,500社となっており、直接コンタクトを取ることが可能です。これにより、効率良く転職活動を進められます。

一定の基準を満たした優秀なヘッドハンターに対して転職の相談ができるため、気軽に悩みや不明点などを打ち明けてみましょう。

求人数※2023年7月15日時点88,062件
主なサポート内容求人紹介、応募書類添削、面接対策、スカウトサービス
主なサービス転職コラム、転職決定へのお祝い
対応エリア全国
運営会社株式会社ビズリーチ

出典:ビズリーチ公式サイト

公認会計士はやめとけに関するよくある質問

年収は?

公認会計士の平均年収について、厚生労働省の発表では約746万円となっています。経験を積み上げることで高年収が期待できるため、それが働きがいにも繋がると言えるでしょう。

独学でも試験合格は可能?

独学でも不可能ではありませんが、その難易度の高さからかなり厳しいものと考えられます。

公認会計士の試験は三大国家資格と言われており、その難易度は医師・弁護士と同等と言われているのです。

独学での合格は不可能ではないものの、確率を上げるためにはスクールに通ったり、通信制サービスを利用し自宅学習に励んだりと、何かしらのサポートが有効と考えられます。

役立つ資格は?

公認会計士の資格に近いものでいうと、簿記検定や税理士試験などが挙げられます。公認会計士として働くうえで、数字に対する知識や適性が必要です。

そのうえで、簿記検定や税理士試験は公認会計士試験と近しい点から役立つと考えられます。

まとめ

この記事では、なぜ公認会計士はやめとけと言われるのか、その理由を徹底解説したうえで、向いていない人・向いている人の特徴なども紹介しました。

資格を取得するうえでの難易度の高さや業務が単調なこと、さらには激務が想定されることなどはやめとけと言われる理由です。

勉強が必須となるため、そもそも学ぶ姿勢がない人には向いていません。また、収入は良いものの業務は単調な点にも注意が必要です。

一方で、業務内容的に数字の扱いが得意な人、指摘をする点から正義感が強い人などは、特徴的に公認会計士に向いています。

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