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問い合わせフォームを狙った攻撃とは?|中小企業が今すぐ知るべき脅威と対策

問い合わせフォームを狙った攻撃とは?|中小企業が今すぐ知るべき脅威と対策

中小企業のホームページに設置されている「問い合わせフォーム」。この便利な機能が、いま悪意のある第三者に狙われています。セキュリティ対策が不十分なフォームは、スパムの温床や情報漏洩のリスクとなる可能性があります。本記事では、実際に増えている攻撃の実態と、なぜ保守・管理を専門業者に任せるべきなのかを解説します。貴社のWebサイトを安全に運用するための第一歩として、ぜひご覧ください。

目次

1. なぜ、問い合わせフォームが危険なのか?

ホームページの問い合わせフォームは、営業機会の入口であると同時に、外部とつながる“最も脆弱な窓口”にもなり得ます。フォームを放置している企業は、気づかぬうちに攻撃者のターゲットになり、業務妨害や信頼失墜のリスクに直面しています。

この記事では、中小企業が今すぐ知っておくべき「問い合わせフォームを狙った攻撃」と、その対策についてわかりやすく解説します。

2. 問い合わせフォームが攻撃される理由

なぜ、問い合わせフォームは攻撃の的になるのでしょうか? その背景には、フォームが“外部と直接つながる入口”であること、そして多くの企業が対策を怠っているという実情があります。ここでは、攻撃の手口と目的を具体的に見ていきましょう。

自動巡回Botによる攻撃

攻撃者は、Web上を巡回する自動Botを使い、「contact」「form」「お問い合わせ」などのキーワードをもとにフォームを探し出します。Botは見つけたフォームに対して、無差別にスパムを送信したり、不正なコードを仕込もうとします。

reCAPTCHA未導入が狙われやすい

Googleが提供する「reCAPTCHA」は、Botによる自動送信を防ぐ効果的なツールです。しかし、導入していない企業はまだ多く、こうしたフォームは非常に狙われやすくなります。

攻撃者の目的

  • スパム送信: 無関係な広告や詐欺サイトのリンクを大量に送りつける
  • 踏み台利用: あなたのフォームを利用して、他社への攻撃を実行
  • 個人情報収集: 入力データを盗み、名簿や顧客リストとして悪用

3. よくある被害事例

実際にどのような被害が発生しているのかを知ることは、対策を考えるうえで非常に重要です。以下に挙げるのは、中小企業が直面したリアルな被害事例です。自社でも起こり得ることとしてご覧ください。

事例1:大量スパムで業務が停止

問い合わせフォーム経由で1日に何百件ものスパムが届き、メールソフトが動作不良を起こした企業がありました。必要な連絡を見逃す事態に。

事例2:悪質リンクの送信

Botがフォームを悪用して、ウイルス付きのURLを他社に送信。フォーム提供者が責任を問われるリスクも。

事例3:SEOスパム被害

フォーム投稿欄に不正な外部リンクを大量に書き込まれ、検索順位が下がるペナルティを受けた例もあります。

4. 攻撃されやすい企業の特徴

サイバー攻撃の対象となる企業には、いくつかの共通点があります。これらの特徴に当てはまる場合、早急な対策が必要です。貴社の状況と照らし合わせながらご確認ください。

  • サイト公開後に更新・保守をしていない
  • WordPressなどのCMSで古いバージョンを使っている
  • フォームに確認画面がなく、誰でも送信可能
  • 自社にWebの専門知識を持つ人がいない

特に「予算がないから放置」というケースは危険です。攻撃者にとって最も都合の良いターゲットになってしまいます。

5. 基本的な対策とは

フォームへの攻撃を防ぐには、技術的な対策と日常的な運用の見直しが必要です。ここでは、中小企業でも取り入れやすい基本的な対策を紹介します。必要に応じて、私たちのような外部の専門業者の活用もご検討ください。

reCAPTCHAの導入

GoogleのreCAPTCHA v2(チェックボックス式)やv3(自動判定式)を導入することで、Botによる送信を大幅に防ぐことが可能です。

入力制限・送信制限の設置

  • 文字数制限
  • 投稿間隔の制限(連投防止)
  • 禁止ワードのブロック

サーバー側でのセキュリティ強化

  • WAF(Web Application Firewall)の導入
  • メールサーバーのフィルタリング設定
  • 通信ログの監視とアラート

保守・監視体制の整備

フォームの利用状況や異常検知を行えるよう、定期的なログ確認や専門業者への外部委託も検討しましょう。

6.適切なHPの保守・管理とは

ここまでお読みいただき、「攻撃のリスクは理解できた」「対策も必要そうだ」と感じた方も多いのではないでしょうか。しかし、実際にはこんな声もよく耳にします。

  • 「やらなきゃいけないのは分かるけど、何から手をつけていいか分からない」
  • 「社内に詳しい人がいない」
  • 「毎月の保守費用って、どこまでかけるべき?」

そのお気持ち、とてもよく分かります。セキュリティ対策やフォーム管理は、“やるべきこと”が多岐にわたり、しかも日々アップデートが求められる分野です。

形式だけreCAPTCHAを入れても、プラグインが古ければ無意味になることもありますし、そもそも異常に気づける体制がなければ“守れていない”のと同じです。

だからこそ、信頼できる保守管理会社に任せるという選択肢を、ぜひご検討ください。

弊社では、

  • 中小企業に特化したセキュリティ支援
  • 問い合わせフォームの定期点検・監視
  • 攻撃リスクや改善ポイントのレポート化


など、「ちょうどいい保守」の形をお届けしています。「まずは話を聞いてみたい」「一度、サイトを診断してほしい」
そんな軽いご相談からでも大歓迎です。

6. まとめ・今すぐ確認すべきこと

今や、どの企業も「フォームを持っているだけで狙われる時代」です。次の3点をすぐに確認してください:

  1. 問い合わせフォームにreCAPTCHAは導入されていますか?
  2. サイトのソフトウェア(CMSなど)は最新版ですか?
  3. 最近、保守業者または制作会社と連絡を取りましたか?

ホームページは企業の顔であり、セキュリティ面でも信頼性が問われる時代です。まずは小さな対策からでも、始めてみてください。私たち5リッチ合同会社では、こうした中小企業向けのWeb保守・セキュリティ相談も承っております。

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