ホームページ保守を怠った結果、起きた“本当にあった4つの被害”とは?
1. なぜ“何もしていない”と危険なのか?
多くの中小企業が「今のところ問題はないから」とホームページを長期間放置しています。ですが、実際には“問題に気づいていないだけ”というケースも少なくありません。
セキュリティの世界では「何も起きていない=安全」ではなく、「何も検知できていない=危険」が常識です。更新されていないサイトやフォームは、攻撃者のBotによって日々スキャンされており、静かなサイトほど“都合のいい標的”になっています。
特に、CMSを導入してから3年以上一度も更新していないような状態は、もはや“使われていない資産”ではなく“狙われている穴”と捉えるべきです。
2. 実際にあったホームページ放置による4つの被害例
① フォーム経由のスパムで業務がストップ
古いフォームをそのまま使っていたことで、スパムBotに見つかり1日に数百件の迷惑メールが届くように。重要な問い合わせも埋もれてしまい、受注機会を逃す事態に。
② ウイルスリンクが送信され、取引先からの信頼喪失
フォームを悪用されて他社にウイルス付きのURLを送信。送信元が御社のドメインだったため、信用を大きく損なう結果に。相手先からの取引停止にまで発展。
③ SEOスパムによる検索順位急落
投稿欄に海外の悪質リンクが大量に書き込まれ、Googleの評価が下落。これまで上位表示されていた検索結果からも姿を消し、新規問い合わせが激減。
④ 情報漏洩とみなされ、謝罪対応に追われる
フォームに入力された情報がBot経由で盗まれ、内部情報が外部に流出。被害は小さかったが、顧客対応・報告義務・再発防止策の提出など、想定外の対応コストが発生。
3. 被害者のはずが“加害者扱い”されるリスク
「うちは攻撃された側だから被害者」とは限りません。攻撃者はあなたのフォームを踏み台にして、他社への攻撃を仕掛けることがあります。
その結果、御社のドメインやIPアドレスが「不正な送信元」としてブラックリストに登録されたり、法的責任を問われたりすることも。
つまり、何もしていないことが“管理責任の放棄”と見なされる時代になっているのです。
4. 攻撃は、たった1つの“未対策フォーム”から始まる
「うちは使っていないページだから問題ない」
「公開はしているけどアクセスは少ないから」
こうした考え方が、もっとも危険です。実際にはアクセスが少ないページのほうが、攻撃者の自動Botにとっては“検知されづらい安全な拠点”として利用されやすいのです。
たとえば、次のような状況は要注意です:
- reCAPTCHAが導入されていない
- CMSやプラグインの更新が半年以上止まっている
- ページ公開後、一度もセキュリティチェックをしていない
該当する場合は、“攻撃の入口が開きっぱなし”になっている可能性があります。
5. 今こそ、未然に防ぐための対策を
被害を未然に防ぐには、まずはフォームやCMSのセキュリティ状況を把握することが第一歩です。
- 定期的なアップデートの実施
- 問い合わせフォームのBot対策(reCAPTCHA等)
- サイトの異常を検知する監視体制
- 自動バックアップと迅速な復旧フローの整備
「自社では何が必要か分からない」という方こそ、まずは専門業者に相談することをおすすめします。
6. 無料チェック・相談はこちら
弊社では、ホームページの現状診断・保守プランのご提案を無料で承っております。
– サイトの安全性が不安
– 保守が必要かどうか判断できない
– 以前にトラブルを経験したが放置している
ひとつでも当てはまる方は、まずはこちらからご相談ください。
初回は無料で、サイト状況を拝見しながら最適な保守レベルをご提案させていただきます。
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